株式投資の練習方法について徹底解説!

株式投資の練習方法について徹底解説!|リビングコーポレーション

株式投資で成功したい人にとって不安なのが、本当に勝てる取引ができるかどうかでしょう。株は難しいという意見もあるので練習したいと思うかもしれません。この記事では株の練習について様々な角度から考察します。

 

株式投資では練習が必要なのか

 

まずは株式投資をするときにそもそも練習をする必要があるのかどうかを考えてみましょう。株式投資の基本は株価が上がるか下がるかを予想することです。株価が上がると思ったなら株を購入しておき、株価が上がった時点で売れば利益になって成功します。

 

株価が下がると思ったときには信用取引を利用して株の売り注文を出しておき、株価が下がった時点で決済注文を出せば利益を生み出せるでしょう。このように株価の推移を予測することさえできれば株式投資は成功できる仕組みになっているため、練習する必要があるのかどうかが疑問になる場合もあります。

 

結論としてはデイトレードやスイングトレードをしたいなら練習は必要ですが、中長期投資をするなら練習する意味があまりありません。デイトレードやスイングトレードのような短期投資の場合には決済注文を出すタイミングが少しずれるだけで大成功が大損に変わるリスクがあります。

 

中長期投資の場合には一日や二日のずれがあっても大勢に影響がない場合が多いため、あえて練習する意味は大きくありません。練習するのにかかる時間も長くなるため、中長期投資ではすぐに本番を始めるのが妥当でしょう。

 

これからデイトレードやスイングトレードをしていきたいと思っているのであれば、失敗のリスクを減らすために練習をしておくのが無難です。

 

株式投資の練習方法とは

 

株式投資の練習方法には色々ありますが、典型的なのは自己管理によって練習するやり方です。この株をもしこのタイミングで買ったり売ったりしたならどうなるかを実践的にシミュレーションしてみる方法です。

 

株価チャートを見るとリアルタイムで株価を見られるので、このタイミングで注文を出そうと思ったときの株価をメモしておき、ここで決済しようと思ったタイミングでまた株価を記録すれば売買による損益がわかります。

 

利益確定になるときもあれば損切りになるときもあるため、一週間や一ヶ月などの適当な期間を設定して集計してみると利益を得られたかがわかるでしょう。過去のチャートを見直してみると、損益を確定したタイミングが適切だったかも評価できます。

 

このような自己管理による株式投資の練習方法は手間がかかるのが問題点です。もっと気軽にやりたいという人にとって魅力的なのがデモトレードやバーチャルトレードを利用する方法です。

 

どちらも株式投資をシミュレーションする形で取引体験をおこなえる仕組みになっています。体験なので自己資金を使う必要がないのがメリットで、仮想の資金を使って取引をした結果が資金残高として明確に示されます。

 

そのため、自分で集計をしなくても結果がわかるのがメリットですが、トレードの考察をするには履歴を確認することが必要です。

 

株式投資の練習はブラウザ上でできる

 

株式投資の練習方法としてデモトレードやバーチャルトレードに興味を持った人はどうやってやったら良いかを知りたいでしょう。実は株式投資の練習はとても簡単に始められます。

 

ブラウザ上で動作するデモトレードサービスはいくつもあるので、パソコンでもスマートフォンでも気軽に練習に取り組むことが可能です。提供している会社によって会員登録をする必要があるかどうかは異なりますが、メールアドレスくらいの情報で登録できるのが一般的です。

 

会員登録をすることで資金や取引の情報を記録しておくことができるため、ブラウザを閉じてしまっても問題がなくなります。登録不要の場合にはキャッシュが消えてしまうと取引履歴が消えることが多いので気を付けましょう。

 

取引履歴は株式投資のやり方が正しかったかどうかを見極め、より良い投資の仕方を考えるための重要な情報源になるからです。基本的には会員登録が必要なデモトレードを選び、定期的に取引履歴を確認して今後の投資の方法を再考するのが適切です。

 

練習できれば良いというだけではゲーム感覚になってしまってなかなかトレーダーとしての能力が上がっていかないので注意しましょう。また、ブラウザだけでなくアプリでもデモトレードやバーチャルトレードは可能です。

 

気軽にどこでも練習できるので、アプリの活用も検討してみるのがおすすめです。

 

株式投資の練習におけるバーチャルトレードのメリットとデメリット

 

株式投資のデモトレードやバーチャルトレードには大きな違いがあります。近年ではバーチャルトレードのサービスが充実してきていて、アプリの数も増えています。ただ、バーチャルトレードは株式投資の練習方法として優れているのでしょうか。

 

デモトレードとバーチャルトレードの違いは、実際の株価を利用しているか、仮想的な株価の値動きをプログラム上で作り上げているかです。デモトレードの場合には実際の株価を利用しているのでより実践的になっています。

 

バーチャルトレードの場合にはあくまで仮想的に生み出された株価の動きなので、現実をどこまで反映しているかはわかりません。

 

バーチャルトレードのメリットはいつでも練習できることで、株式市場が閉じている夕方以降や早朝でもトレードできます。デメリットは実際の株価の動きとは違い、社会情勢による影響や企業活動による株価の変動が加味されないことです。

 

株価チャートを見て推移を予測するテクニカル分析を使う場合にはバーチャルトレードでも十分な練習ができるでしょう。しかし、バーチャルトレードでは企業の業績などを考慮して上がるか下がるかを予測する練習はできません。

 

企業分析に基づいて株式投資に取り組んでいきたいかによってはバーチャルトレードはあまり意味がないので注意しましょう。テクニカル分析重視ならバーチャルトレードでも意義のある練習ができます。

 

株式投資の練習に使える他のトレーニング方法

 

株式投資の練習には他にも色々な方法があるので、自分に合うトレーニングの仕方を探し出すのが大切です。テクニカル分析を重視したいという人の場合には株式投資のバーチャルトレードも効果的ですが、為替市場などの他の市場に着目することもできます。

 

テクニカル分析は株価だけでなく為替や商品先物などでも通用するのが特徴です。株式投資に比べるとFXではテクニカル分析が重視されている傾向が強く、デモトレードやバーチャルトレードのサービスも多くなっています。

 

必要とされる知識の基盤はほとんど同じなので、FXのプラットフォームを使ってトレーニングをするのも良い方法です。為替市場は24時間動いているため、実際の為替相場をリアルタイムで使って練習できます。

 

デモトレードやバーチャルトレードでは自分の資金を使わずに練習できるのはメリットではあるものの、資金を使わないために緊張感がありません。実際に自己資金を使って取引を始めてみると、思い切って注文を出せずに困ることがあります。

 

そのため、少額投資でトレーニングを積むのも効果的な方法です。単元未満株の中で株価が低いものだけに限定して取引をすると、失敗したとしても大きな損失にならずに済みます。少額取引なら売買手数料がかからない証券会社もあるので、練習のプラットフォームとして活用していきましょう。

 

株の短期投資は練習してから始めよう

 

株式投資の練習はデイトレードやスイングトレードでは重要になります。テクニカル分析を使いたい人にとってはデモトレードやバーチャルトレードが効果的です。FXなどのプラットフォームも使えるので、やりやすい方法を選んで練習をしましょう。