株取引はスマホで手軽に!取引できる時間帯とは?

株取引はスマホで手軽に!取引できる時間帯とは?|投資がもっと楽しくなるメディア

 

日本国内において、人気のある投資の一つが「株取引」です。特に副業が重視される現代では注目度も高まっており、実際に始めようと考えている方も多いでしょう。ここでは、株取引をするための方法や、実際の手数料・取引時間などを解説します。日本国内において、人気のある投資の一つが「株取引」です。

 

特に副業が重視される現代では注目度も高まっており、実際に始めようと考えている方も多いでしょう。ここでは、株取引をするための方法や、実際の手数料・取引時間などを解説します。

 

そもそも株って何?

株取引を始めようとしている方の中には、「株」が具体的に何かを理解できていないという方もいるかもしれません。そこで、株取引について解説する前に、株の基本について簡単に解説します。


まず「株」というのは、企業が発行している株式のことを指します。よく聞く「株式会社」というのは、要するにこの株式を発行している企業のことです。株式を発行する理由として、「資本金を募るため」が挙げられます。


例えば、企業として新規事業を展開しようとした際、発生するさまざまな費用を補うために資金が必要ですよね。通常であれば銀行から融資してもらいますが、融資してもらえず資金が用意できない場合は困ります。


そこで、企業の株式を発行し、それを他者に引き受けてもらうことによって、資金を獲得します。


株式を保有していると、その会社の株主になることができます。保有している株の額にもよりますが、株主には会社の経営に参加したり、発生した利益の一部を分配してもらう権利が発生します。


この配当金によって、株主は利益を得ることができるという仕組みです。ただし、これらの株の全てを株取引できるというわけではありません。株式会社は非常に数が多いですが、一般人が取引できるのは、通常株式の市場に公開されている企業の株だけです。


また、市場に公開されている株であれば、株主同士で売買することができます。俗にいう株取引というのは、この株主同士の株の売買を指すことがほとんどです。


株取引はスマホでもできる?

株取引はパソコンの画面を見ながら行うイメージを持つ方もいますが、携帯機器の発達に伴い、スマホを活用した株取引も増えています。スマホで株取引をするメリットは、どこにいても株取引が行えるという点です。


株取引をオンラインで行う際には、最低限インターネット環境さえあれば取引が始められます。しかし、パソコンはノート型・デスクトップ型問わずWifiや有線LAN接続でしかインターネットに接続できないため、株取引できる場所が限られてしまいます。


一方、スマホはキャリア回線を利用できるため、Wifiなどのインターネット環境がない街中でも、株取引をすることが可能です。通信インフラが整備されていないような僻地や山中を除き、ほぼ全ての地域で取引できるのはスマホならではの強みだといえます。


しかし、パソコンとは違い、スマホは複数の画面に異なる情報を表示することができません。そのため、「チャートや最新のニュースを見ながら、株取引を行う」といったスタイルで株取引をすることが難しくなります。


一画面だけでは情報確認をする際に不便なので、情報量の少なさはスマホのデメリットだといえるでしょう。ただ、二画面出力に対応したスマホも登場しているため、将来的にパソコンと同じような情報量を閲覧できるようになる可能性もあります。


株取引はスマホアプリでするのがおすすめ

在宅時間が長い方であればパソコンでの株取引が望ましいですが、外出する機会が多い方だとスマホを中心に取引することになるでしょう。スマホで株取引をする方法は、パソコンと同様にブラウザ画面で行う方法とスマホアプリでする方法の2つがありますが、おすすめなのがスマホアプリの利用です。


スマホアプリで株取引をするメリットとして、取引画面が見やすいところが挙げられます。ブラウザではパソコンで閲覧できるサイトにスマホからアクセスする形になりますが、サイトの中にはスマホの閲覧を意図していないサイトも少なくありません。


その結果、横幅が縮まった状態で画面が表示されるため、文字などが見づらくなってしまいます。スマホアプリはスマホで使用することを前提に設計されているので、取引画面が見やすく、操作性が良いことがほとんどです。


また、ブラウザにはないような機能が備わっているのもスマホアプリの特長です。これはどのネット証券会社のアプリを利用しているかによって異なりますが、基本的に株取引を有利に進めるための機能がいくつか備わっています。


例えば、画面のインターフェースを初心者向けと経験者向けの2パターン用意し、設定でインターフェースが変更できる機能。スマホから入門する株初心者に配慮した、スマホならではの機能の一つだといえるでしょう。


株取引の手数料

株取引には、いくらかの手数料がかかります。手数料は大手証券会社とネット証券会社どちらで株を売買しても発生しますが、手数料はネット証券の方が安いです。例えば100万円相当の株を購入した場合、とある大手証券会社で株取引をすると手数料が10,000円以上かかりますが、ネット証券であれば約500円程度しか発生しません。


非常に差が大きいですが、その理由はアドバイザーの有無にあります。実は大手証券を利用する際、顧客一人につき担当のアドバイザーが付きます。株取引に関するアドバイスなどをしてもらえる反面、証券会社の人件費などを補うために多額の手数料が発生するというわけです。


また、株取引においては、2つの方法によって手数料が決められます。1つが、1回の取引ごとの金額で手数料が決まるボックスレート制です。多くの証券会社で採用されている代表的な決定方法で、一日に行う売買の注文回数が少ない方に向いています。


もう1つは、一日当たり発生する手数料を一定額で支払う定額制です。ボックスレート制とは違い、どれだけ注文を行っても手数料は一定なので、一日の注文回数が多い方に向いています。


ほとんどの場合どちらか一つを選んで手数料を支払いますが、ネット証券の種類によっては片方しか採用していないケースもあるため、注意が必要です。


株取引が可能な時間帯

株取引はFXなどとは違い、実際に株の売買ができる時間帯が決まっています。これは取引所によって多少異なりますが、例えば東京証券取引所の場合、平日の午前9時~11時30分まで(前場)と、午後12時30分~15時まで(後場)の時間帯にしか取引ができません。


その他の取引所も長くて後場の終わりが15時30分まで伸びている程度なので、日中にしか取引はできないと考えておいた方が良いでしょう。また、土日をはじめ、日本の祝日や年末年始も取引所が停止するため、取引ができなくなります。


ちなみに、年始の取引日一斉に取引が開始されることから、「大発会」などと呼ばれます。逆に年末最後の取引日は「大納会」と呼びます。


株取引自体には制限が設けられていますが、一方で売買の注文自体は何時であっても行うことが可能です。例えば、金曜日の午後21時に買い注文をし、別に誰かが売りの注文を出した場合、市場が停止している土日をはさみ、月曜日の午前9時に取引が開始され、買い注文が処理されます。


しかし、取引時間外に注文をするメリットはそれほどありません。日中取引できない場合は夜間に注文するのも良いですが、基本はレートが変動する日中に取引するのが良いでしょう。注意すべきなのは、取引時間外の注文はネット証券でしか行えないところです。また、サービスのメンテナンス中は注文できないので、注意しておきましょう。


株取引は手軽に始められる!

株取引は敷居が高いように感じる方もいるかもしれませんが、実際にはスマホアプリから手軽に始められる投資の一つです。続けていけば徐々に利益を得られるようにもなるので、株取引に関する知識が乏しい方も、まずはアプリで体験してみるのが良いでしょう。