債券投資について徹底解説!リスクの低い投資方法

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債券投資は元本割れを起こすリスクが低い投資方法としてよく注目されています。ただ、投資の一種なのでリスクが全くないわけではありません。この記事では債券投資のメリットとデメリットをわかりやすく解説します。

 

債券投資は元本割れを起こすリスクが低い投資方法としてよく注目されています。ただ、投資の一種なのでリスクが全くないわけではありません。この記事では債券投資のメリットとデメリットをわかりやすく解説します。

 


債券投資とは

債券投資とは国債や地方債、社債などを使う資産運用を指します。債券とは国や地方自治体、企業などがお金を借りる目的で発行している有価証券です。借入期間と利率を設定して発行する仕組みになっていて、債券の保有者は定期的に利率に基づく利子の支払いを受けることができます。


借入期間が満了したときには額面通りの金額を返してもらえるため、満期まで保持し続けていれば元本保証の投資になります。


ただ、債券投資では手に入れた債権を保持し続けなければならないわけではありません。債券は譲渡することが可能なので、途中で売買をするという選択肢もあります。


債券投資での売買がよく行われているのは社債です。国内企業からも海外企業からも社債が発行されていて、証券会社を通して売買することが可能です。企業価値が高まって最終的に全額の返済を受けられる可能性が高いと判断されると債券価値は高くなります。


逆に倒産リスクがあると債券価値は低下するので、その様子を見ながら売買が行われています。債券の借入期間は十年や二十年というケースもあるため、最初から満期まで持ち続けるのは投資効率が高くない場合もあるのは確かです。


特に短期間の資産運用によって利益を得たいという場合にはあまり適していない方法になるので、短期的な債券価値の上下動を見て取引をするのが適切でしょう。


債券投資の利回りの考え方

債券投資では一般的に利回りを考えて運用が行われています。利回りは有価証券などの保有によって一定の利率で定期的に収益を得られる投資方法の際によく用いられている指標で、投じた資金に応じて将来的にどのくらいの利益を得られるかを見極めるのに活用可能です。


債券投資では保有によって一定の利率で利子収入を得られることから、利回りによる債券価値の評価をするのが効果的と考えられています。ただし、債券投資での利回りの考え方には二つあるので注意しましょう。


債券を満期まで保有し続けるという運用方針の場合には利回りは利率と一致します。年利が1%と定められている場合には、100万円を投資すると年間で1万円の利子収入を得られると考えられます。


国内の国債や地方債を用いる場合にはこのような考え方が通用しますが、海外債券を使う場合には為替レートも考慮しなければなりません。日本円を基準にして考える際には為替レートの変動も考え、基本的には運用終了後にどのくらいの利回りだったかを評価することになります。

もう一つの考え方は債券の売買をする場合に用いるもので、売買益と利子収入を加味した利回りを計算します。一般的には年間での利回りを計算して投資価値が高かったかどうかを評価します。


100万円の投資で2年間債券を保有し、10万円の売買益が得られたとすると年利回りは5%です。金利が1%だったとするとこの債券投資は6%の利回りだったと評価できます。


債券投資のリスクとは

債券は元本保証になっているため、リスクが少ないと理解しているケースが多々あります。ただ、債券投資にもリスクがあるので注意しなければなりません。債券投資で元本が保証されるのは、債券が発行される段階で投資し、満期まで保有し続けた場合だけです。


発行後に債券を購入した場合には債券の額面よりも購入金額が高くなる場合もあります。この際には満期まで保有しても、購入金額が手元に戻ってくるわけではありません。利子収入が購入金額を超えていなかったときには損失が生まれることになります。


また、海外債券の場合には為替リスクもあるため、利子収入よりも為替レートの変動による元本価値の低下が大きかった場合には損になってしまうでしょう。


また、社債の場合には貸し倒れのリスクがあります。国債や地方債では国家が消滅しない限りは貸し倒れが起こることはありませんが、社債の場合には倒産することがあるので注意が必要です。企業が借り入れをするときには必ず目的があります。


一般的には設備投資などのために資金を調達し、将来的にはもっと大きな利益を生み出して債務を履行しようと考えています。しかし、想定通りに利益を生み出せずに返済ができなくなり、最終的には倒産するというケースもないわけではありません。債券投資では特に注意しなければならないポイントなので念頭に置いておきましょう。


債券投資のメリットとデメリット

債券投資は比較的安定性が高くてリスクが低いのがメリットです。計画的な借り入れをするために債券を発行しているため、貸し倒れが起こるリスクが高いわけではありません。


特に日本の国債や地方債であれば為替リスクもなく、国家が倒れるリスクも現状としてはほとんどないことから、満期まで保有していれば元本が保証されます。


ただ、安全性が高い債券ほど利率も低く、あまり大きな投資利益を得られないのがデメリットです。特に日本の国債や地方債は利率が低めなので、利回り重視で投資をしたいときには向いていません。国内の社債についてもゼロ金利政策の影響で利率が低いことから、大きな利益を得ようとすると海外債券を選ぶ必要があります。


海外債券投資は為替リスクがあるのがデメリットです。海外では利率が高い債券もたくさん発行されているので、為替レートの問題が生じなければ大きな資産形成になる可能性があります。


ただ、債券の価値と通貨の価値に相関関係があるわけではないため、両者が相殺し合う形になって利益を生み出せないこともあるのは念頭に置いて投資判断をすることが必要です。もし外国の通貨を手に入れたいというのであれば為替リスクの考慮はあまり必要がありません。


将来的に海外に移住したいと思っている場合には、海外債券を通して外貨を手に入れて保有するのも良い方法です。


債券投資がおすすめな人

債券投資はリスクが低い投資方法を選びたい人におすすめです。最初から保持を続けて満期まで待てば元本が保証されるため、投資に使ったお金がなくならない形の運用ができるのは債券を選ぶ魅力です。


元本保証で運用可能な金融商品は種類が少ないので、資産の目減りについて大きな不安がある際には債券投資を検討してみると良いでしょう。


ただし、海外債券の場合には為替リスクがあるため、元本保証にはならないと理解しておく必要があります。あくまで国内債券に限って元本割れのリスクをなくす投資の仕方を選べると考えましょう。


また、売買による運用をするときにも債券投資は負担が少ないのが特徴です。株式や為替などに比べると債券は価格の変動が大きくない場合が多いため、売買による利益を得たいという場合にも価格の推移を追う負担が少なくて済みます。


そのため、売買益を重視して投資をしたいけれど、ずっとチャートを見て取引のタイミングを見計らう必要があるのは大変だと感じる人にも債券投資はおすすめです。ただし、債券価格も急変が起こることがないわけではありません。少しだけリスクが低いだけだという認識で投資をする必要があります。


日々、価格の変動を見た方が有利なのは事実なので、債券投資をするときにはどのような形で取り組んでいくかをよく考えましょう。


債券投資はリスクの低い投資をしやすい

債券投資は元本保証の取引もでき、価格の変動も激しくないものが多いことからリスクの低い投資をしやすいのが特徴です。海外債券の場合にはリスクが高いことも念頭に置いて、上手に債券を使って資産運用を進めていきましょう。

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