複利運用で長期的な利益を生み出す!将来に向けた資産形成

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資金投資をする方法として複利運用がよく注目されるようになりました。単利運用と対比的に用いられることも多いですが、運用方法として何が違うのでしょうか。この記事では複利運用の概要と実際の方法について紹介します。

 

資金投資をする方法として複利運用がよく注目されるようになりました。単利運用と対比的に用いられることも多いですが、運用方法として何が違うのでしょうか。この記事では複利運用の概要と実際の方法について紹介します。

 


複利運用とは

複利運用と単利運用は投資によって得られた利益をどうするかが異なっています。複利運用とは投資による利益を同じ投資対象に対して再投資して運用する方法です。単利運用は投資による利益を受け取り、同じ投資対象に再投資しない方法です。


単利運用の場合にはその投資対象の元手になる資金はずっと一定ですが、複利運用をした場合には利益が出るごとに元手になる資金が増えていきます。単利運用でも複利運用でも投資する金額自体は変わりません。


しかし、複利運用をすると元手がだんだんと大きくなるため、利益も増えていく仕組みになっています。その代わりに単利運用のように利益が出たときに手元に現金が入るわけではないというのが相違点です。


例えば、100万円の投資をして1年後に10万円の利益を得られたとしましょう。単利運用の場合にはそのタイミングで10万円を受け取り、翌年も100万円を運用することになります。翌年も利回り10%で運用できたとしたら得られる利益は10万円です。


一方、複利運用の場合には1年後に得られた10万円を再投資するため、この時点で現金は手に入りません。しかし、2年目は110万円を運用することになるため、利回り10%で運用できた場合には獲得できる利益が11万円になります。


このように長期的に見ると利益が大きくなるのが複利運用をするメリットです。


複利運用の基本的なやり方

複利運用の基本的なやり方は利益を受け取った時点で再投資するというものです。投資の種類によっては利益を再投資するプランが予め用意されているので、そのコースを指定するだけで複利運用を行えます。


銀行の定期預金でも複利運用によって自動更新をする仕組みのコースと、元金だけを再び定期預金にするコースが準備されていることがよくあります。


同じようにして投資信託では得られた分配金を再投資するコースと、利益として手元に戻すコースが用意されているのが一般的です。ただ、あらゆる投資対象についてこのようなコースが用意されているわけではありません。


特に再投資の仕組みが作られていない場合には、自分で複利運用の手続きをすることになります。例えば、株式投資で配当金を得られたときに再投資したいという場合には、配当金を使って同じ株式を購入することが必要です。


ただ、株式の売買は単元ごとの取引が原則なので、配当金を全額使って購入できない場合もあります。


また、売買手数料もかかることから純粋な複利運用にはならないので注意が必要です。投資信託の購入にも手数料がかかるケースが多いですが、複利運用のコースを選んでおくと手数料無料で対応してもらえるのが一般的です。口数も再投資する金額に応じて自動設定され、全額を使えるようになっています。


複利運用の利益の計算方法

複利運用をするときには単利運用と比べてどのくらい利益が大きくなるかが気になる場合が多いでしょう。単利運用の場合には利回りがわかれば簡単に計算できます。100万円を投資して年利が5%だったとしたら、一年目も二年目も得られる利益は5万円です。


しかし、複利運用の場合には毎年得られる利益が一定額ではありません。一年目は5万円ですが、二年目は105万円の運用になるので利益額は52500円です。三年目は55125円になるといった形で、だんだんと利益額の上昇幅も大きくなっていきます。


複利運用の利益を計算するときにはシミュレーションソフトを使うのが簡単です。証券会社や銀行などでは複利運用をしたときの利益を計算するためのソフトをオンラインで公開していることがよくあります。


投資額と年利回り、運用年数を入力するだけでどのくらいの利益になるかを試算できます。ソフトによっては単利運用の場合との比較もできるようになっているため、複利運用をすべきかどうかを考える上で重要な情報源になるでしょう。


例えば、100万円の資金を年利回り5%で運用したとすると、10年後には単利運用なら50万円、複利運用なら628895円の利益になります。20年後には単利運用で100万円、複利運用で1653298円です。


このように運用期間が長いほど利益にも大きな差が生まれるため、長期投資では複利運用が魅力的だとよく言われています。


FXでの複利運用

複利運用は仕組みとして整えられていない場合には自分で工夫をして運用する必要があります。FXでは複利運用が難しいのではないかと思う人もいるでしょう。FXで資産運用をするときには、一般的には通貨の売買によるキャピタルゲインを狙います。


そのため、短い期間で利益が確定されて取引が終了になり、また新たに取引を開始しなければなりません。このような方式では複利運用ができないと考えがちですが、考え方次第では実現可能です。


初期に投入する資金を固定して考えるのがFXによる複利運用の基本的なやり方です。例えば、100万円で米ドル円の取引を行い、利益を得て102万円になったとします。


次の取引をするときには前回の取引で得られた利益も含めて102万円でエントリーして取引をするという形で複利運用が可能です。これを繰り返して取引に成功していくと、だんだんと取引による利幅が大きくなっていきます。


FXではレバレッジをかけられるので、増えた元手を全額投資するかどうかはよく考える必要があります。必要証拠金が不足してしまうとロスカットを受けてしまい、大損をするリスクもあるからです。


どのくらいの資金を用意するか、一度の取引に全額の何パーセントを利用するかによって複利運用の方針を変えるのが大切です。ロスカットによるリスクをできるだけ低減できるようにした方がリスクの低い運用ができます。


商品先物取引での複利運用

商品先物取引でも複利運用をすることが可能です。考え方としてはFXの場合とあまり違いはありません。商品先物取引でも買いポジションまたは売りポジションを取って資金を投入し、利益確定や損切りをして取引をしていくことになります。


この際に一定の金額からスタートして、利益を得たらその全額を次の投資に使うというやり方をすれば複利運用と同等の効果を得ることが可能です。


損失が生じたときにも結果として戻ってきた資金をそのまま次の投資に利用するようにすれば、元手にする資金が目減りしていくことはありません。追加資金を使わずに取引を続けられる性質があるため、資金管理をしながら利幅を最大限に大きくできる運用方法として魅力的です。


商品先物取引でもレバレッジをかけられるのはFXと同じです。レバレッジをかけたときには利益も損失も数倍になるので、元手となる資金の上下動が大きくなります。投資信託などと違って完全な複利運用をする必要はないため、自分で再投資する金額を調整しても構いません。


レバレッジをかけて運用しているときにはリスクが気になりがちです。その分を加味して、利益の半分だけ再投資するなどといったルールを決めて運用するのも賢い方法です。複利運用は利益を再投資することで将来の利幅を上げる方法なので、その考え方を応用した取引も検討してみましょう。


長期的な利益を考えて複利運用をしよう

複利運用は投資による利益を再投資して運用する方法で、長期的に見ると利幅が飛躍的に増大するのが魅力です。目の前の利益が重要な場合には単利の方が良いかもしれませんが、将来に向けた資産運用なら複利運用を検討してみましょう。

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