株とFX、失敗しないのはどっち?違いや儲かるコツを徹底解説

株・FXの違いを徹底解説!失敗しないのはどっち?|投資がもっと楽しくなるメディア

 


投資の手段はさまざまなものが存在しますが、中でも代表的なのが株とFXです。しかし、少し調べただけでは、具体的にどこが違うのかわからない方もいますよね。ここでは、株とFXの違いや難易度などについて説明していきます。

 

株とFXってどういうもの?

株とFXの違いやそれぞれの特徴について知るためには、株とFXの基本的な部分を理解することが大切です。まず株とFXに共通する点として、何かに対して投資するシステムだという点が挙げられます。お金を増やす方法として銀行への定期預金や投資信託などの方法もありますが、それらとは違って投資対象などを自分で選び、ある程度自由に利益を出せるのが特徴です。どちらも高い利益を得ている方もいるので、リスクを考慮しながらも高収入を狙う方にはおすすめだといえます。

 

まず、株について説明していきます。株は、一般的に企業がお金を集めるための手段の一つで、ファンドの支援者に対して一定の利益を返すことで株式投資になります。わかりやすく言うと、「お金が必要な人に対してお金をあげて、その人が稼いだ後に返礼として物品や金銭をもらうことができる」というのが株式投資です。そのため、単純に資金を増やすだけではなく、投資先の企業から株主優待を受けられることもあります。

 

FXは、世界中の中央銀行から発行されている法定通貨を取引する投資方法です。日本で使われている日本円はもちろん、アメリカで使用される米ドルなどさまざまな通貨を取引することになるので、通貨の為替相場や国の情勢に詳しい人に向いている投資方法だといえます。レバレッジが高く、少額の投資からでも高い利益を狙うことができます。ただし、その分リスクもあるので、十分検討した上で、投資しましょう。

 

株とFXではどちらが儲かるのか

代表的な投資方法である株とFXにはそれぞれ一長一短があるので、どちらを始めるか迷う方も少なくありません。しかし、株とFXにおいて儲かる方を簡単に決めることは難しく、投資する本人のスキルや経験、資金力などによって儲かるかどうかが決まります。そのため、「絶対にこちらの方が儲かる」ということは言えませんが、資金を増やすことが目的であればFXの方が利幅は大きいでしょう。FXは資金の25倍のレバレッジをかけることができるので、軍資金がそれほど無くても高い利益を狙うことができます。ただし、高いレバレッジをかけると、その分失敗した際のリスクも大きくなるため、ハイリスクハイリターンだといえます。

 

一方、株は資金の還元だけではなく、株主優待という形で還元される場合があります。飲食店などで使用できる金券やギフト券をもらうことができるので、そういった株主優待を利益と捉えるのであれば、FXより安定的に利益を狙うことも可能だといえるでしょう。また、投資した企業が急激な成長を遂げれば、その分だけ高い利益還元が望めるので、一攫千金を狙う場合は株式投資の方が良いといえるかもしれません。どちらでも高い利益を得ている方は多くいるので、具体的にどちらが儲かるというのは言い切れません。どのような投資方法であったとしても、実際に経験してレートの変動や投資すべきタイミングを知ることが大切です。

 

仮想通貨と違うところ

株やFXは日本国内でもそれなりの歴史がある投資方法ですが、比較的新しい投資方法として仮想通貨というものもあります。仮想通貨でも高い利益を得ている方は多いですが、株やFXとは仕組みが異なります。違うところとして挙げられるのが、国が発行・管理している法定通貨を用いて取引するわけではないというところです。わかりづらいかもしれませんが、株式投資は日本の企業に対して投資するので、ほとんどの場合は日本円を使って投資することになりますよね。

 

FXも同様に、日本円や米ドルなど各国で流通している法定通貨を取引します。しかし、仮想通貨の場合、ビットコインなどを購入するために法定通貨を使用するものの、実際にトレードするのは仮想通貨同士なので法定通貨を使用しません。法定通貨とは異なる仮想通貨の銘柄が複数存在し、それらを用いて電子上で取引するシステムとなっています。

 

また、仮想通貨は投資方法として見られることが多いですが、仮想通貨をそのまま買い物などで使用することも可能です。そのため、株やFXと違い、外貨投資に近いシステムであるといえます。ただし国が発行・管理している通貨ではないので、取引所のセキュリティの信用性は株やFXほど高くはなく、稀に通貨が流出するといったトラブルが起こることもあります。

 

株とFXの違い

株とFXの違いとしてまず挙げられるのが、投資対象の違いです。FXの場合は法定通貨を取引しますが、株は国内の企業に対して投資することになります。集めるべき情報量や、投資する際に必要となるスキルなどにも差異があるので、「株で稼げたからFXでも稼ぐことができる」とは限りません。また、投資する際のレバレッジについても大きな違いがあります。レバレッジというのは、投資する金額に対してかけられる倍率のことで、保有している資金よりも高い金額をかけられるというものです。株式投資は現物株の場合は1倍、信用取引の場合は約3倍のレバレッジをかけることができ、FXの場合は最大25倍までのレバレッジをかけることができます。単純な倍率で見ると、FXの方が高いですが、倍率を上げるほど運用失敗のリスクも高まるので、レバレッジの倍率が高ければ良いというわけではありません。

 

実は、取引可能な時間についても違いがあります。FXの場合は24時間取引可能ですが、株取引は日中のみ取引可能です。株は日本の祝日に取引することができないので、常に投資がしたいという場合はFXが適しているといえます。ただし、FXでも取引が活発でない時間帯は利益を得ることが難しいので、「24時間稼ぎ続けることが可能」と思わないように注意しましょう。

 

株・FXは難しい?

株やFXを通じて高い利益を得てお金持ちになった方は数多く存在しますが、一方で難しいと感じて挫折してしまう方も少なくありません。難しいところとして挙げられるのが、利益を出すということです。株やFXなどの投資を始める方は、基本的に高い利益の獲得を目的としていますよね。しかし、株やFXで利益を得るのは簡単なことではありません。始めたばかりの初心者で一気に数百万円稼ぐ方はほとんどおらず、多くの方は損をするところからスタートします。

 

なぜ始めてすぐに利益を得るのが難しいかというと、値の変動に慣れるまでに時間がかかるからです。株であれば株価が安いときに購入し、高くなってからの利益を狙ったり、FXであれば通貨のレート変動に合わせて取引したりするのが基本になります。初心者の場合、「どのタイミングで高騰するのか」の判断が上手くできずに取引のタイミングを逃すことが多く、利益を得ようと思っても空回りして損失を出してしまうことは珍しくありません。そこで株やFXで稼ぐのは難しいと感じ、挫折してしまう方が多いというわけです。しかし、株やFXは値の変動について慣れてしまえば、利益を得ることも難しくありません。常に相場を見ておけば、どのくらいの価値があるときに取引するべきなのかといった判断ができるようにもなるので、継続して経験していくことが株・FXにおいて重要だといえます。

 

株やFXについてのまとめ

株・FXで高い利益を得ている方は多いですが、初めから稼ぐことは簡単なことではありません。どの投資方法においても、継続して経験を積むことが大切になります。ここで説明した内容を参考に、自分に合った投資方法を選ぶのも良いでしょう。