株のやり方を徹底解説!スマホで株取引するには?

株のやり方を徹底解説!スマホで株取引するには?|リビングコーポレーション


何かしら投資をしてみたいと思っている初心者におすすめなのが株です。株式投資には、難しそうだし、うまくいけば大儲けできるが、失敗すれば大損をするイメージがあるかもしれません。

 

しかし、株はそこまで心配するほど難しいものではありません。これから、初心者向けに株のやり方について解説します。

 

株式投資初心者必見、株のやり方を解説!

株式投資のやり方を解説する前に基礎知識について触れておきましょう。そもそも株とは、会社が事業のためのお金を集める方法の1つです。会社が発行した株を購入してもらうことでお金を集め、会社に利益が出れば株主に利益(配当金)を分配するという仕組みです。

 

つまり、株主は利益を多く出しそうな会社の株を選んで購入することで、より多くの利益を得ることができます。

 

では株は実際いくらなのか、というと、株の価格、すなわち株価は日々変動しているのです。株式市場では、利益を多く出す会社の株は当然人気が出るので、株価が上がります。

 

株価が上がったときに株を売ると、株を購入したときとの差額が利益(値上がり益)になるのです。値上がり益を大きくするためには、これから成長しそうな会社を見極めて株価が安いうちに買うことが大切になります。

 

安いうちに成長が見込める会社の株を購入できれば値上がり益が大きくなり、年に数回もらえる配当金を受け取ることもできるでしょう。株主に嬉しいもう1つの特典は株主優待です。

 

株主優待を用意している会社であれば、特定の日に株主でいることで金券や割引券、物品などのプレゼントがもらえます。つまり、株取引をすることで得られる利益には、値上がり益、配当金、株主優待の3つがあるのです。

 

株もスマホで売買する時代、初心者でも簡単に始められる!

日常的にスマホを利用する時代ですが、株式投資もその例にもれず簡単にスマホで始めることができます。スマホで株式投資を始めるために必要な準備とは、証券口座の準備、購入資金の準備、そして買いたい株の銘柄の選出、この3つが必要です。

 

証券会社には総合証券会社とネット証券会社との2つがあります。将来的に株以外にもいろいろ投資をやってみたい人なら総合証券会社がいいですが、株取引をする人にとっては、ネット証券の方がメジャーなようです。

 

ネット証券で口座を作ることでパソコンやスマホでの株取引ができます。手数料、取引に使うアプリなどのツールの使いやすさ、サポートの手厚さなどから自分にあった証券会社を選びましょう。

 

これらの準備ができたら、スマホに株取引アプリをインストールします。ネット証券会社をはじめ、各社が株取引アプリを用意しているので、使い勝手のいいものを選びましょう。アプリを起動すると、株価チャートや株取引に必要なボタンなどが表示されます。

 

基本的には、アプリ内で買いたい株の銘柄を探すか4桁の証券コードを入力し、取引ボタン、現物買ボタンを押して注文内容を入力し、間違いなければ確認ボタンを押します。注文照会メニューからちゃんと購入できているかを確認したら完了です。購入の操作自体はとても簡単に済みます。

 

学生でも株取引はできるのか、やり方が知りたい!

株は投資家や富裕層のものというイメージが持たれがちですが、準備さえできれば学生でも株取引はできます。まず資金、そして口座を作るための本人確認書類やマイナンバーの確認書類を用意して口座開設の手続きをしましょう。

 

もし未成年者であれば親権者の同意が必要になります。そして、学生であっても株取引をするうえではリスクを受ける可能性があることに変わりはありません。しっかりと勉強して知識を身につけておくことが大切です。

 

学生ならネックになるのは資金面ではないでしょうか。しかし、多額の資金がなくても、株取引は可能です。ただ、あまりにも安い銘柄は訳ありの場合が少なくありません。そこで、おすすめなのは少額から取引ができるミニ株で、通常の株取引の100分の1である1株からの取引ができます。ミニ株なら1つの銘柄に集中せず、リスク分散のために何種類かの銘柄を買うこともできるでしょう。

 

何かと忙しい学生でも、スマホを使えば空き時間に株取引ができますし、政治経済の知識も自然と身につくはずです。少額取引でも隙間時間でお小遣い稼ぎができるかもしれませんが、損失が出るリスクもあります。

 

また、利益が出れば確定申告が必要ですし、親の扶養家族であれば稼ぎ過ぎると扶養から外れるため注意が必要です。あまりのめり込み過ぎなければ、学生でも社会を知るために株取引に挑戦してみる価値はあるでしょう。

 

実際に株取引をしてみよう!おすすめのやり方とは

株取引の初心者は、いきなり大金を投資するのではなく、少額で購入できる株で5〜10万円くらいの資金から始めてみましょう。1つの銘柄でも100株を購入するとなれば、最低5万円程度の資金は必要になるためです。

 

しかし、基本的に100株単位でしか取引できない株取引を、1株からできるミニ株のような仕組みも用意されているので、ごく少額の資金しかなくても株取引をやってみることができます。ミニ株は単元未満株、S株など、いろいろな名称で呼ばれているので、それぞれ調べてみましょう。

 

それに、現金ではなくポイントを使って株取引をできるサービスもあります。現金を投資に持ち出すことに抵抗がある人なら、貯まっているポイントを使って株取引に挑戦することもできるのです。何れにせよ少額でやってみてやり方に慣れてきたら、少しずつ投資額を増やしてみるといいでしょう。

 

初心者が押さえておくべき注意点もあります。1つの銘柄に固執しないことです。投資の原則として、リスク分散は基本中の基本です。1つの銘柄に集中して投資した場合、利益が出れば大きいですが、損失もまた大きくなります。もう1つの大きなポイントは、利益に固執しすぎないことです。

 

株取引をしていれば、得をすることがあれば損をすることも当然だと受け入れる必要があります。特に最初は、使っても良い余っているお金で投資をするようにしましょう。

 

株を勉強するなら無料のシミュレーションアプリがおすすめ!

資金が用意でき、証券口座も開設し、株の基本を勉強したので、さあ実際にやってみようという段階になっても、突然株取引の現場に潜り込むのはやはり不安なものかもしれません。勉強を一通りしていても、本で読んだ知識と取引の現場でのやり取りの勝手まではわからないものです。

 

そんな人は、実際にお金を使って株取引を始める前に、シミュレーションアプリを使って、ノーリスクのまま株取引を体験してみることをおすすめします。

 

スマホのアプリには、株やFXなどのシミュレーションができるアプリがあります。このようなアプリでは、実際のリアリティのあるデータが使われていることもあり、リアルな株取引をシミュレーションしてみることができます。

 

株取引にもいろいろな手法があるので試してみたり、他の人の手法を見て参考にしたりすることも可能です。もし損失が出てしまったとしても、それはあくまでシミュレーションの世界なので、失敗を踏まえて次回は成功するやり方を模索することもできるでしょう。

 

実際の株取引に一度で失敗してしまって資金を失ってしまった人にも、次の資金が貯まるまでの練習にこのようなアプリを使うことが有効です。実際に自分のお金を使っていると冷静に分析することが難しくなるものですが、失敗してもダメージがなければ落ち着いて考えることができるでしょう。

 

小さな投資から株取引を始めてみよう

株もまた、大儲けができるか大損をするか紙一重のような世界ばかりではありません。日々のデータを見ながら、小さな額からコツコツと堅実にやっていくやり方もあるのです。誰も初めからうまくいくわけはありませんので、少額からお小遣い程度を工面するつもりで、気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。