【完全版】不動産用語の英語集(日本語/英語)投資・賃貸・税金など

【完全版】不動産用語の英語集(日本語 英語)|リビングコーポレーション

不動産投資を始められる方や始めたばかりの方で、意味のわからない用語が多すぎる!と思っている方もいるのではないでしょうか。

 

今回は、不動産投資において重要な用語について紹介し、それぞれを解説していきます。また海外での不動産投資を考えている人向けに英語表記も記していきます。

 

 

<不動産投資の基本用語とその英語表記>


アセットマネジメント(Asset Management)

アセットマネジメントとは「資産管理」のことです。不動産投資においては、不動産管理会社が投資家に代わって収益物件を管理運営することを指します。頭文字を取って「AM」と略されます。

 

イールドギャップ(Yield Gap)

イールドとは利回りのことで、イールドギャップとは投資利回りと長期金利の差(ギャップ)のことです。不動産投資においては、借り入れたお金の金利と、投資物件から得られる利回りの差がイールドギャップとされます。

 

ランニングコスト(Running Cost)

ランニングコストとは、投資物件を維持・管理するのにかかる費用のことです。よく対比される言葉として「イニシャルコスト(Initial Cost)」があり、こちらは初期投資のことを指します。

 

レバレッジ(Leverage)

レバレッジとは、少ない資金で大きな投資ができる仕組みのことです。「てこの原理」を語源とします。不動産投資においては、自己資金と借入金を併用して投資効果を高めることを指します。

 

キャッシュフロー(Cash Flow)

一般的にキャッシュフローとは実際に得られた収入(現金)から外部への現金支出を差し引いたお金の流れを言います。不動産投資においては、家賃収入から経費とローン返済額を差し引いたものになります。

 

<賃貸で使う用語>


インカムゲイン(Income Gain)

インカムゲインとは「運用益」を指す用語です。運用益とは、投資物件を保有中に継続的に得られる収入のことです。インカムゲインの代表的なものとしては「家賃」が挙げられます。

 

キャピタルゲイン(Capital Gain)

インカムゲインと対比されることも多いキャピタルゲインの意味は、「売却益」です。こちらは不動産物件を運用するのではなく、価値が上がった時に物件を売却して利益を出すときに使われます。

 

オーナーチェンジ(Owner Change)

オーナーチェンジとは、賃貸物件に入居者が居るまま、その物件の売買を行うことを指します。オーナーチェンジを行う場合は、それまでの賃貸借契約が、そのまま継続されるのが一般的です。

 

サブリース(Sublease)

サブリースは「又貸し」という意味で、不動産投資においては「一括借り上げ」のことを指します。マスターリースはこれを違う角度から説明した用語ですが、同様の意味で用いられる場合があります。不動産会社が家主から部屋の一括借り上げをすることで、空室や滞納のリスクを低減することができます。

 

フリーレント(Free Rent)

フリーレントとは、賃貸借契約をする際、入居した時から一定期間、家賃を無料にすることをいいます。初期負担が大きくなるのが欠点ですが、入居者を見つけやすくなるというメリットがあります。

 

<不動産投資の種類に関する用語>


シェアハウス(Share House)

シェアハウスとは、個室は用意されているものの、浴室や台所、トイレなどは入居者全員で共用する建物形態のことです。シェアハウスに投資する利点としては、共用部分が多く、初期費用が小さいことが挙げられます。

 

トランクルーム(Self Storage)

トランクルームとは、荷物収納専用の賃貸物件を指します。海外ではセルフストレージと呼ばれます。立地条件をあまり気にしなくて良いのと、初期費用が小さく済むのが利点といえます。

 

ファンド(Fund)

ファンドとは、投資家から資金を集め、その投資益を投資家に分配する仕組みのことです。不動産投資におけるファンドは「私募ファンド」が一般的で、一部の大口投資家に向けたものが多数を占めます。

 

REIT

REITとは、不動産投資信託(Real Estate Investment Trust)の略称です。ファンドの一種ですが、投資対象が証券化されている点で違いがあります。証券市場で売買でき、小額から参加できるのが特徴です。

 

投資口(Investment Equity)

不動産投資信託において、投資家が投資法人に出資する単位のことです。一口の値段は20万〜100万であることが多いようです。

 

<不動産投資の単位に関する用語>


区分所有(Unit Ownership)

区分所有とは、不動産投資のアパートやマンションを「一室単位」で所有することです。区分所有のメリットとしては小額から投資できること、物件の流動性が高く売買しやすいことなどが挙げられます。

 

一棟所有(Wholesale Ownership)

一棟所有とは、不動産投資のアパートやマンションを「丸ごと一棟単位」で所有することです。一棟所有のメリットとしては、投資効率が良いこと、自分の思うように維持管理しやすいことが挙げられます。

 

戸建所有(Detached House Ownership)

戸建所有とは、不動産投資するために「一戸単位」で家屋を所有することです。戸建所有では、物件次第で、アパートやマンションとは比べ物にならない高利回りを得られる可能性があります。

 

借地権(Leasehold)

借地権とは「他人が所有する土地に建物を建てる権利」のことで、一般的に「土地単位」でリースされます。土地をリースする利点としては、安価に土地利用できること、税金がかからないことが挙げられます。

 

<不動産投資の建設についての用語>


RC造り(Reinforced Concrete)

鉄筋コンクリート造りのことです。鉄筋とコンクリートを併用することで、非常に耐久性の優れた建築構造になっています。


SRC造り(Steel Reinforced Concrete)

鉄筋コンクリートに鉄骨を内蔵させた造りのことです。鉄骨を入れることでRC造りにしなやかさがプラスされますが、こちらの方が建築のコストが高くなります。

 

耐用年数 (The life of the building)

物件を購入してからその価値が0になるまでの年数です。減っていく価値は、減価償却費という経費として確定申告に書くことができます。建築構造や物件によって違いますが、大体20〜30年が目安となります。


<不動産投資の確定申告、税金に関する用語 >


青色申告(Blue Return)

青色申告とは、確定申告方法の一つであり、複式簿記などで記帳された、詳細な帳簿に基づいて確定申告することを指します。青色申告することで税制上、様々な優遇措置を受けることができます。

 

印紙税(Stamp Duty)

印紙税とは、不動産投資における契約書、領収書など「各種書類に対して課される税金」のことです。印紙税は、取引される内容によって納税額が異なり、通常は「収入印紙」というかたちで納付されます。

 

固定資産税(Property Tax)

固定資産税とは、「土地や建物など、不動産の所有者に課せられる税金」のことです。毎年1月1日時点で不動産を所有する人が対象で、納税額は各市区町村が算定した「課税標準額」に基づき決定されます。

 

損益通算(Profits and Losses)

損益通算とは、「所得税の課税対象額は、収入と損失を相殺した額になる」という決まりのことです。不動産投資の損失は損益通算の適用内であり、これを上手く活用することで節税に繋がります。

 

<まとめ>


不動産投資に関する基本的な用語について解説しました。不動産投資の用語がわからなくなったらいつでもこの記事を開いて参考にしてみてくださいね。