気になるマンションの家賃収入は?

気になるマンションの家賃収入は?|リビングコーポレーション

マンションの家賃収入だけで、セミリタイアしたいなんていうのが夢という方もいらっしゃるかもしれませんね。今回は、マンションの家賃家賃収入がいったいどのくらいになるのか徹底解説していきたいと思います。

 

 

マンションの家賃収入だけで生活するには?

マンションの家賃収入だけで生活するには、ある程度物件を所有する必要があります。ワンルームマンションを数部屋程度所有しているくらいでは、マンションを維持するのに必要な諸経費が家賃収入のほとんどを相殺してしまい、手元に残るのは僅か数万円ということもあります。

 

少なくても、3年は利益を出し続けられるマンションを2棟以上所有し、ある程度貯蓄を増やしたらその実績で融資を受け、優良な物件を買い足します。そうやって、3棟以上の黒字物件を所有していれば、家賃収入だけで生活していけるでしょう。

 

そのため、まず利回りのよい物件を購入し、黒字収入を目指しましょう。黒字収入が3年ほど続けば融資を受けやすくなり、新たなる物件を買い足すことができます。

 

つまり、不動産を手に入れただけで満足せず、増やすことを目標にすれば、家賃収入だけで生活できるようになります。ではどうすれば、家賃収入を増やせるのでしょうか?

 

家賃収入の増やし方

家賃収入の増やし方は大きく分けて2つの方法があります。

ー物件を増やしていく

1つは、前述したように物件そのものを増やしていくやり方です。家賃は物件の築年数が経つにつれて値下げすることはあっても、値上げすることはなかなか難しいでしょう。ですから、家賃収入を上げるためには物件の数そのものを増やすのが、一番確実です。

ー空室をつくらない

また、もう1つの方法としては、空き室を出さないことです。マンションを1棟まるごと所有していても、空き室があれば家賃収入は得られません。

 

ですから、小まめにメンテナンスやリフォームをして住人が退去しても、すぐに次の借り手が見つかりやすい物件にしておくことです。そうすれば、優良物件ということで、築年数が経っていても人気が衰えにくいでしょう。

 

また、新しい物件を買い足す際、空き室が少ないマンションを所有していると融資がうけやすくなります。

 

このように空室をつくらないことで、物件を増やすための次の融資につながっていくのがわかりますね。そのため、いかに人気の物件を購入していくかが、家賃収入を増やしていくために不可欠になります。

 

人気のマンションはどういった物件が多いのか?

人気のマンションはまず、物件を購入する地域がどのような特性をもっているのか判断するのが非常に重要です。例えば、単身者が多い地域では、コンビニが徒歩圏内にある、駅から近いなど、一人暮らしに向いている場所が人気になりやすいです。

 

一方、ファミリー層が主体の地域では、大型のスーパーがある、小中学校などの公的機関、病院が近くにあるかなどが重要になってきます。

 

また、その地域の不動産の空室状況もみてみましょう。ファミリー層が多く住んでいるにもかかわらず、空室が目立っている場合は、大手のデベロッパーが建てたマンションには住んでいるものの、その他の物件には、人が集まっていなかったり、供給が過多になりすぎていて、空室が目立つケースがあるので、必ず周辺地域の情報は調査するようにしましょう。

 

一方で、ファミリー層が多い地域は、生活しやすいため、単身者の住宅が少ない場合は、そこに目をつけて不動産を購入するのもいいかもしれません。

 

人口減少、マンションの家賃収入の今後は?

現在、日本の人口は毎年減少し続けています。すでに地方では空き家の増加が深刻な問題になっているところもあります。しかし、人口が減少したからといって、マンションの需要がすぐに減るわけではありません。

 

その理由は、核家族化のさらなる進行です。二世代、三世代が同居する家が減少し、夫婦ふたり、もしくは単身世帯が増えていくと予想されています。ですから、マンションがすぐに空き家問題に巻きこまれる可能性は低いでしょう。

 

また、ファミリータイプのマンションは需要が少なくなるかもしれませんが、単身~少人数家庭向けの間取りのマンションの需要は、都会を中心に変わらないか、増えていくと予想されています。ですから、ニーズに合ったマンションを所有していれば、家賃収入の増加が見込めるでしょう。

 

今から、焦って「将来を見越して持っている不動産を手放して現金に換えよう」などと思う必要はありません。一方で、リモートワークの広がりにより、都市部から地方都市や、都心から通える地域に若年層を中心に移動している傾向にあるようです。

 

常に、人口の推移を考えながら、居住者が生活しやすい地域を見つける努力が必要になってきます。準備すればその分だけ、リスクを抑えられるので、正しい準備をしっかりとしていきましょう。

 

マンションの家賃収入における税金対策の方法とは?

マンションを所有していると税金がかかります。マンションを所有していて家賃収入を得ている場合、かかる税金は所得税・固定資産税・都市計画税・住民税などです。自治体によって少しずつ変わってくるので、分からないことがあれば税務署に相談に行くといいでしょう。

 

ただし、家賃収入全額に税金がかかるのではありません。家賃収入から諸経費といって物件を維持管理する為に必要な費用を引いた数値が純粋な利益となり、そこに税金がかかります。

 

ですから、必ず確定申告をして諸経費を引いた数値を申告しましょう。また、白色申告ではなく青色申告にする。配偶者や成人した家族を青色事業専従者にして、給与やボーナスを払っていることにする、小規模事業共済に加入するなども、有効です。

 

なお、確定申告をしないと家賃収入全額に対して税金がかかってくるので、赤字でも必ず行いましょう。

 

あなたもマンションの大家に!家賃収入ってどれくらい?

不動産所得を得ている人は、全国で約110万人と言われています。その人達の家賃収入の相場は、300万~500万円未満が23%前後、500万円~1,000万円未満が21%前後となっています。ですから、だいたい300万円~1,000万円までが家賃収入の相場といえるでしょう。

 

しかし、これはあくまでも家賃収入全体ですから、実際の利益は家賃収入から諸経費を引いた数字になります。ですから、単純に「どれくらいが相場」とは言えません。古い物件ならば入居者が出る度にリフォームにお金がかかりますし、新築の場合は購入費用が高くつきます。

 

ですから、利回りで計算すると、3.6%~3.8%であれば失敗せずにアパート経営ができるだろうと言われています。少々低いと思われるかもしれませんが、物件を所有するまでに費用がかかっていれば、その位の数値になります。

 

ですから、「左うちわ」というわけにはなかなかいきません。しかし、副業や投資としてはかなり優秀な手段となります。リスクを考えながら、少しでも利回りがよくなる物件を探していくことが重要です。

 

まとめ

今回は、マンションの家賃収入について、家賃収入の増やし方、人気のマンションはどういった物件が多いのか、人口減少、マンションの家賃収入の今後、家賃収入ってどれくらいといおうテーマで書きました。

 

ぜひマンションの家賃収入について気になった場合は、もう一度読んでみてくださいね。